彼女ができた。
相手は23才だ。
なんだ全然自分と変わらないじゃないか、と俺は思ったが、本人はそうではないらしい。
いちおう年上、と思っているらしい。確かに学年は違う。
そして考え方も全く違う、社会人歴もこっちの方が3年長い。そう言った点ではぜんぜん子供かもしれない。
そして唐突ではあるが、大親友に金を預けた。
一人で大変かと思ったが、新しい人と同居する話を本人から聞いた。
知らなかったから、すごく驚いたが、一晩経つと物凄く普通のことに思えてきた。
環境と人付き合いに関しては、どこで生きても一日で相当変わる。
お金なんて今ままで他人に渡したことがない。10万は多すぎたかもしれない、と後悔もあるがたかがお金だ、有意義に使ってもらえると思うし使い方には信頼を置いている。
こんな形でも、一応俺の貯金は役目を果たしたようだ。
考えることの多い月曜日だった。
しかし夜は長い。
また本やコラムを読み漁って寝るんだ。
果たしてどこへ向かって生きているのだろうか。
24年間片時も考え事が終わらないということは、生きている限りは脳内の希望は尽きないということだろうか。