この経済指標は、
アメリカ国土においての建設許可数と、一ヶ月間で新しく建設された住宅数についての発表です。
要は新築住宅の多さで好景気度を見ます。
住宅が建つと嬉しい業界は、水道・電気・ガス・家電・食品・生活必需品とかです。
これらに金が使われると国の景気潤います。
建設許可の「許可」が意味するところは
政府または、建設うんたらを管理している機関によって発行された居住用建物の許可数です。
建物は、政府や地主やオーナーの許可が下りないと、建設できません。
United States Census Bureauという国勢局が、月に一回のペースで
9000に及ぶ許可発行機関に対し、許可数をサンプルした後に、月の指標として公表します。
※許可数は許可証を基にしています。立てる前の数です。
↑日本の許可証
また建設許可数は、先行経済指標の指数に使われるので重要度が高いです。
他にも様々な機関がこの指標を参考にします。
(連邦準備理事会は経済状況分析につかう※日銀のようなところ)
許可数を下回ると、プロジェクトの延期につながるような不利な経済状況とみなされ、
景気悪化と判断されます。
たくさん建つとドル、ドル円は上がります。
今回の予想は下がります。
いつも見てくれていてありがとう!