Biglogs

あゆみ

雪の身も蓋もない話

寒くなってきましたね。年末が近づいてますね。

 

晦日に雪が降る年ってなかなか減ってきたように思えます。実家にいた時は10年前くらい前ですが、毎年大晦日の時期にはタイミングよく雪が振り始め、冬の風情を感じていた記憶があります。雪が降り始めると、外に出たくなるのは田舎生まれだからでしょうか、、出てもすぐに家に戻りたくなる、戻ったらまた外へ出たくなる。雪が降ると、子供のように、無邪気な考えが芽生えてしまいます。

実家の目の前には自動車学校があるのですが、冬の時期は格好の遊び場になります。生徒さんが激減しますからね、学校も早く閉まるんです。私は夜な夜な学校を取り囲むフェンスを飛び越えては、広〜〜〜い敷地で盛大に雪遊びをしてました。

懐かしいですやりたい放題でした。ウィンカー出して追い越す練習用に置いてあった白いボロ車に向かって雪玉ぶつけて遊んでましたが、投げ振り切った手を目の前のガードレールの黄色い反射板に思いっきり手をぶつけた時は、手が血だらけになって、雪の上についた自分の血の赤色で気づきましたね、寒さで痛覚がゼロになっていたんです。

いま東京と神奈川の間に住んでますが、ここら辺でそんなことやったら捕まります。そんなことで、。ほんっとにくだらないです、生きづらいんですよ都会って。人生何したって正解不正解はないんですよ。ここは人が大勢いるから、大勢がとった行動が正解になるみたいな空気がありましてね。それが私は大嫌いなんですよ。そして自分もだんだんとそっち側になっている気がしてね。子供のような無邪気さが消えていくのがもったいないなぁと思うわけですよ。

それはそうと12/28になったら実家に帰省しなければなりません、品川駅から鳥取駅まで新幹線で5時間以上もかかります。途中に富士山が一望できるタイミングがあったかな、あのタイミングで車掌さんが「いま右手には〜」と車内アナウンスしてくれるんですよね、あのときの車掌と乗客の一体感がとても好きです。ソシャゲに夢中な若い男も手を止めて富士山を見るんです。これぞマインドフルネスですね。ああやって気づかないうちに心が癒されるんです、自覚はないです山を見ている本人には。

苦痛と楽しみが入り混じった新幹線の旅、超楽しみだぜ。

 

新幹線でのテロには用心せねば!!